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Kumaft Tsushin

クマふと通信2024年1月号
Kumaft Tsushin

いざという時に備えて…日常の習慣でできる防災

明けましておめでとうございます。本年もクラフトホームをお引き立て下さいますようお願い申し上げます。
このたびの能登半島地震で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。最大震度7という非常に大きな地震は建物倒壊や大規模火災、津波など大きな被害を残しました。また、現在もまだ大きな地震が起きる可能性もあり予断を許さない状況が続いています。
偶然ではありますが東京都では昨年9月に防災ブック「東京くらし防災」「東京防災」をリニューアルし各戸に配布しています。今回は東京都の防災ブックを参考に防災について再認識しておきたいポイントをご紹介して参ります。

日常の習慣でできる防災

家具転倒防止

極めてシンプルな事ですが、ご自宅内では危険なポイントをなくす事が最重要課題です。大地震では固定されていない家具や小物など全てが動き転倒する可能性があります。背の高い棚は凶器になり、落ちて割れたガラスなどはケガのもととなります。特にキッチン周りで転倒、破損の可能性が高いのが食器棚です。転倒防止グッズを使用してしっかりと固定しましょう。収納の際は重い物や割れやすい物は下に、落ちて当たっても壊れないものや痛くない軽いものは上に、が基本です。またドアの近くや玄関周りに物が溢れているといざという時避難の妨げとなってしまいます。出入口につながる通路は普段からすっきりとさせておきましょう。

・寝室周りの防災ポイント
寝室に倒れてくる家具や小物がないかを確認しておきましょう。転倒の恐れのある家具はしっかりと固定しましょう。またメガネや杖、スマートフォンや抱っこひもなど行動を助ける必需品は常に枕元に備えておくようにしましょう。割れた窓ガラスや照明器具の破片で怪我をしないようベッドサイドには厚底のスリッパやスニーカーなどを常備しておくのもお忘れなく。

・トイレが使えなくなるのを想定しておきましょう
大地震による停電や断水で水洗トイレが使えなくなるばかりか、排水管が損傷すると汚水の逆流や漏水することもあります。そのための備えとして携帯トイレの準備は必須です。市販の携帯トイレには非常にコンパクトな物もありますので購入しておきましょう。

ローリングストックという防災行動

ローリングストック

「日常備蓄」とは食料品や生活必需品など普段使っている物を少し多めに購入し、ストックしておくこと。買い物の仕方を少し変えるだけで防災に繋がる日常の暮らしの延長上にある防災行動です。
「買ってー貯めてー使う」の繰り返しなので「ローリングストック」ともいいます。

非常食 ・食料品から介護用品まで
食べ慣れた物や好きな物を少し多めに買ってストック、賞味期限の近い順に食べていき減った分を補充します。最低3日間分を目安に、さらに先も見越して備えましょう。
チョコレートやナッツなど持ち歩いてそのまま食べられる物、缶詰など火や水を使わずに食べられる物、レトルト食品やカップラーメンなど温めるかお湯を注ぐだけで食べられる物、その他シリアルやバランス栄養食などを中心にストックしておきましょう。ポリ袋やラップ、カセットボンベ、乾電池などの生活用品、トイレットペーパーや消毒用アルコールなどの衛生用品、ベビー用品や介護用品も普段使う数量より多めに購入してストックしておきましょう。

「防災ポーチ」を見直しましょう

防災ポーチ

能登半島地震の発生後、ネット上では外出時に携帯する「防災ポーチ」を見直す動きが広まっています。これは自宅以外で災害に遭った時に備えて、必要最低限の防災グッズをポーチにまとめたものです。中身は簡易トイレやマスクなど衛生用品をはじめ、キャンディやようかんなどの食品、使い捨てコンタクトレンズや薬、絆創膏などの薬品類で「外で被災した時に自分が必要だと思う物」で構成されています。多少荷物になってもバッグに入れておくと安心です。

・地震が発生した瞬間に持ち出すものと避難生活で必要な物
すぐに避難しなければならない時に必要な物だけを入れた緊急避難リュックを玄関に準備しておきましょう。
□携帯トイレ  □ヘッドライト  □ヘルメット  □レインコート
□防災用ホイッスル  □タオル  □水(500mlを1~2本)  □マスク  □ゼリー飲料等  □応急手当用品
□モバイルバッテリー(乾電池式・ソーラー充電式)  □給水袋  □ 乾電池

避難生活であると便利な物
□携帯トイレ・簡易トイレ  □ウェットティッシュ  □液体歯磨き  □マスク  □飲料(1週間分)
□長期保存できる食べ物(1週間分) □カセットコンロ・ボンベ  □給水袋  □掃除用具  □水を運ぶ道具(ポリタンク等)  □ランタン  □アイマスク・耳栓

いつ起こるか分からない自然災害

クマふと地震はいつ起こるか予測する事が難しい自然災害の一つです。逆に言うといつ起きてもおかしくないものです。日頃からこうした災害に備えるという心掛けがあるだけでいざという時の不安は和らぎます。まずは出来る事から始めましょう。
今回の能登半島地震でも火災の怖さはまざまざと感じられました。出火しやすいキッチンを防災の観点からリフォームしてみませんか?コンロをIHクッキングヒーターにしたり落下や飛散に備えた収納力抜群のシステムキッチンを導入するなど、いつ起きるか分からない災害に備えてお住まいを見直しておきませんか?防災リフォームのことなら実績豊富なクラフトホームにお気軽にご相談下さいませ。

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